【小学生】国語の文章問題が苦手な子供 基礎固めに使ったドリルと、取り組み方のまとめ。
長男(小学一年生)は国語の文章問題が苦手です。まだ1年生なので、とくにひねったような問題はなく、基本的な問題ばかりの時期。
でも長男いわく「詳しく考えすぎちゃって、分からなくなる」そうです。
苦手意識が強くなる前に、基礎をしっかり固めたいと思い問題集を選びました。毎日少しずつ勉強して、もう少しで終わりそうです。選んだ問題集と勉強のフォローの仕方についてまとめたいと思います。
長男が国語の文章問題が苦手な理由
長男が国語の文章問題が苦手なのは「詳しく考えすぎちゃって、分からなくなる」から。もっと単純に考えていいんだよ~と思うのですが、あれやこれやと自分なりに推測して、物語を深読みして、考えているうちに、答えを書く時間が無くなってしまちょうみたいです。
少し前に、学力の達成度を測る一斉テストがありました。国語は、文章問題以外は正解しているのですが、配点が高い文章問題を空欄で出してしまったため、点数は平均レベル以下でした。ちなみに、算数は全問正解でした。
国語の文章問題の苦手克服に選んだドリル
今回のドリル探しはいつもより、だいぶ時間をかけました。
探してみると分かるのですが、「国語の文章問題専用のドリル」というのは、あまりないのです。いつもはアマゾンで口コミを参考に選びますが、今回は、以下のことを軸に、本屋さんでじっくりと問題集を見比べて選びました。
問題集を選んだときのポイント
- 基礎的な問題のものか
- 題材(物語分・説明文)が「子供が読んでおもしろい」と思えるものか
- 文章問題の「問い方」が難しすぎないか
- 一単元あたりのボリュームが、苦手意識を持っている子供に適当か
- ページの開きがよく、学習しやすい仕様のものか
選んだドリルと、ドリルの良かった点
選んだのは、学研の「毎日のドリル小学1年の長文読解」 です。
基礎的な問題が多いし、題材も面白そう!絵も多いので、苦手意識をもっている長男にもとっかかりやすいかな、といった印象。
見開きで構成されていて、右側のページにテーマとなるお話、左側のページに問題がかかれています。目次はこんな感じです。
この問題集は、「単語を抜き出して答えるもの」「答えを表にまとめるもの」「いくつかの選択肢から記号で選ぶもの」「理由を文章で説明させるもの」など、基礎をおさえつつも、ちょっと発展した内容も含まれているのがいいなと思いました。
頑張りシール(やったねシール)もついていました。(使い始めてから撮ったので、半分くらい減ってます)
最初の問題は、本当に易しいものだったので、長男もスイスイ解いてました。(もうすぐ2年生なので、1年生向け問題集の最初の方は簡単に感じますよね…)
「ちょっと簡単すぎるかな」とも思ったけど、逆に「すいすい解けた!」ことで、ドリルへ取り組むことへのハードルが下がったので、良かったようです。
長男がよく間違えたポイント
長男と一緒にドリルに取り組んでいくうちに、間違えるときのクセのようなものが見えてきました。長男の場合は、
- 物語を自分の推測で発展させて、答えてしまう
- 答え方が問題の意図に合わない答え方になっている(勝手に答えを簡略化してしまったり、「~だから」と答えるところが、そういう答え方になっていないなど)
ということが多かったです。
私のフォローの仕方
まずは長男に自分一人で解かせてみます。どんなに分からなくても迷っても、自分なりの答えを「一度は出す」ようにさせました。学校のテストでは、空欄で出してしまうこともあったので、「必ず答えを出してみる」ことをさせるようにしました。
そして、解説をしていきます。手順は
- 間違えた問題に該当する文章を、一緒に丁寧に読み込んでいく
- 何が書かれているのか、長男に説明させる
- 問題をもう一度解いてみる
- 問題に合った答え方になっているか、勝手に自分で内容を簡略化して答えたりしていないか確認する
ということ。一人で解いているときより、私と一緒に解くことで、いつもより客観的に問題を見直せているようでした。
一つ一つ丁寧に答えるということは、根気がいる作業でもあるので、投げ出そうとするときもあったけど、「5分だけ頑張ろう!」と一緒にやりました。
実際のところ、短い文章問題だし、間違ったとこだけ取り組んでいるので、5分もあれば十分なんです。でも、「5分」という短い時間を具体的に目標に出すことで、頑張れたようです。
最後に
文章問題のドリルは、親も一緒に読み込んで丁寧に解説してあげるのが大事だなぁと思いました。
答えに余分な内容が入ってないか、答え方が問題の意図にあっているかなど、確認するポイントを押さえること、ぐっと分かりやすくなるみたい。
学校でも習っているだろうけど、今回、文章問題専用のドリルで繰り返したことで、ぐっと身についたように思います。
そして、今回一緒に解いてみて、子どもなりの考え方があって、ちがう解釈をして間違えた答えになってしまっていることが分かりました。
どうしてそう考えたのか、よーく長男の話を聞いてみて良かったです。子供なりに、日常生活で経験したことを文章問題を解くときにあてはめて答えを出したりと、長男なりの考えがあることがよく分かりました。間違いに通じる考え方のクセが分かったことで、注意するポイントがより明確になったと思います。
長男は、今回ドリルを1冊やり終えたことで、自信につながってみたいです。前は文章問題にとても苦手意識をもっていたけど、今は苦手意識がなくなった様子。早い段階で、苦手意識を克服できてよかったなぁと思います。
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