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【顎関節症の治療体験記②】歯科で治療のため矯正をすすめられるが断り、マウスピースで夜の歯ぎしり対策を始める。

顎関節症の治療体験記です。今回は、痛みがどんどん酷くなっていくので、初めて歯科医に相談をしたときの記録です。

 

★前回の記事はこちら。

kurasinomemo.hatenablog.com

ジャリジャリ音に加えて痛みが増えた

最初に感じていた症状は、ジャリジャリ音のみと違和感だけ。

でも、5年くらい経つうちに、少しずつ痛みを感じるようになってきました。

特に右顎の違和感が強かったのですが、キーンとした痛みを感じることが増えました。ひどいときには、頭痛がすることもあります。

この頃から、顎の痛みを考えない日はないくらい、毎日、顎のことを気にするようになっていました。

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顎関節症の治療をしている歯科を受診

顎関節症は普通の歯科では治療を行ってないことも多いようです。どこか良い歯医者さんはないものか、ネットで毎日のように検索していました。

そして、ようやく顎関節症の治療を行っているという歯医者さんを発見!

わらにもすがる思いで、受診しました。

【診察内容】

  • 今までの痛みの経緯を伝える
  • 過去の矯正治療のことを伝える
  • 夜の歯ぎしりが多いことを伝える
  • レントゲン撮影を受ける
  • 実際に口の中を確認しての診察を受ける

 

正治療を進められる

一通り診察を終えて、先生から下記のようなお話がありました。

 

私が顎関節症になった原因

まず、私が顎関節症になった原因を説明してくれました。先生のお話では、

  • 以前、矯正をしたようだが上の歯の中心と、下の歯の中心がずれている。
  • もともと歯並びが悪い人というのは、顎に負担がかからないように歯並びが悪くなっているケースもある。でも、矯正をして無理に歯を並べたことで、顎に負担がかかっているの可能性がある。
  • また矯正で、歯を正しい位置に近づけてやれば顎の負担も減り、顎関節症が治るだろう。

とのこと。

私は、中学生~高校生の頃に矯正をしていました。歯の位置を動かしたことによって、顎の痛みが生じてしまっている可能性があるようです。

あんなに痛い思いをして、辛い日々を過ごして頑張って矯正治療したのに…。それが今の顎関節症の原因になっていると知って、とてもショックでした。

 

矯正による治療がメインの歯科だった

この歯医者さんは、顎関節症の治療は基本的に矯正がメインみたい。

患者さんには、過去に矯正をしたことにより顎関節症になった患者さんも多いそうで、他の患者さんの症例も参考に説明してくれました。

 

営業職なので矯正のハードルが高かった…

私は当時、営業職として働いていました。人前に出る機会も多いので、子供のときに矯正をしていたときより、さらに矯正器具が気になります。

歯の内側につける矯正器具もあると何かで聞いたことがあったので、歯の内側につけてもらうことは出来るか質問してみました。先生からは「歯の内側に付ける矯正は難しいからね~。うちでは歯の内側の矯正はやりませんよ」とのお話。矯正治療は数年単位でかかるので、この話を聞いてさらにハードルが高く感じました。

 

正治療の費用はいくら

矯正をした場合、費用はどのくらいか確認すると、120万円程度との回答が!
高いとは想像していたけど、120万円かぁ~とずしりときました…。

当時の私にとって、顎関節症のために、また矯正をするというのは、見た目の上でも、お金の面でもハードルが高かったので見送ることにしました。

 

歯ぎしり対策のマウスピースを作ってもらう

正治療は断りましたが、夜の歯ぎしり対策として、マウスピースを進められたので、マウスピースは作ってもらいました。

マウスピースの製作費用は5,000円程度でした(3割負担の金額です)。

当時は、毎晩のように歯ぎしりをしていたらしく、朝起きると、顎がとっても疲れていました。でも、マウスピースを付けて寝てからは、起床後の顎の痛みはぐっと軽くなりました。

その後、ネットで顎関節症治療におけるマウスピースの有用性について色々な意見があることを知りましたが、私の場合は、夜の歯ぎしり対策として効果がありました。

 

歯ぎしりによる顎の痛み、どうなった?

2~3年ほどマウスピースをつけて寝ていました。ちなみに、マウスピースは古くなってくるので、数か月単位で作り変える必要があります。歯ぎしりでボロボロになってくるんですよね。

昼間の顎の違和感や痛みは相変わらずよくならないけど、歯ぎしりによる顎の不快感はぐっと改善していきました。

以上、顎関節症で初めて歯科を受診した時の記録についてでした。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。