顎関節症の治療体験記(全体のあらすじ)
長年の悩みの顎関節症。治療の体験記をまとめたいと思います。今回は、全体のあらすじをまとめます。次回からは、一つ一つの項目について、詳しく書いていきたいと思います。(この記事の最後に、今後更新予定の目次をまとめています。)
- 初めて顎関節症になったときのこと
- 歯医者で相談すると矯正を進められる
- 矯正は見送り、マウスピースでしのぐ日々
- 子育てが始まり顎の痛みはマックス!治療を始める
- マッサージ、姿勢矯正の治療を1年ほど受ける
- 治療を終えて数年。痛みはセルフケアで乗り切れるようになった
- 最後に
- 今後更新予定の記事(目次)
初めて顎関節症になったときのこと
私は大学生のころから、顎関節症になりました。何だかかんだでもう20年近くも前です。最初に気付いたのは、あくびをしようと思って、大きく口をあけたとき。顎からガクガクとした音がして、びっくりしたのを覚えています。
その後、少しずつ悪化して20代後半を過ぎたころには、顎の痛みが気になる日が増えてきました。気になって、ネットで調べても顎関節症に関する情報が少なく、どうすればいいのか毎日のように悩んでいました。
歯医者で相談すると矯正を進められる
そんな時、顎関節症の治療に力を入れているという歯医者さんを見つけたので相談へ行きました。すると矯正を進められ、費用は120万円ほどかかるとの答え!
実は、私は中学・高校時代に歯並びを直すため矯正をしており、ものすごく矯正が辛かった経験があります。せっかく治療をしてくれる歯医者さんを見つけましたが、多額な費用と、痛みのことを考えて、別な選択肢を探すことにしました。
矯正は見送り、マウスピースでしのぐ日々
結局、その歯医者さんでは、夜の歯ぎしりによる顎の痛みを軽減するためのマウスピースのみ作ってもらいました。
痛みはあまり良くなりませんでしたが、しばらくはマウスピースでしのいでいました。
子育てが始まり顎の痛みはマックス!治療を始める
その数年後、子育てが始まり疲弊する毎日。顎の痛みはどんどん痛くなり、痛すぎて痛すぎて育児に集中できない日がありました。「これじゃだめだ!顎が痛いせいで、育児に全然集中できない!」そう感じながら、毎日をなんとかやりきっていました。
でも、あまりにも痛みがひどかった日をきっかけに、新たに見つけた顎関節症の治療をしてくれる歯医者さんに通い、治療することを決めました。
マッサージ、姿勢矯正の治療を1年ほど受ける
そこでは、前回の歯医者さんのように矯正は行いませんでした。私の場合は、口の中、顎、首、肩などのマッサージや姿勢指導を受けて、約1年後には、痛みがほとんど気にならないレベルまで治りました。今まで毎日気にしていた、顎のジャリジャリ音もしなくなりました。
本当に嬉しかったのを覚えています!!
治療を終えて数年。痛みはセルフケアで乗り切れるようになった
治療を終えて、3~4年たった今でも、時々は少し顎に痛みを感じることはあります。でも、そんな時は、自分でマッサージをし、睡眠をきちんととり、姿勢に気を付けることで痛みは軽いうちに治るようになりました。
最後に
一時期は、一日中といっても過言じゃないほど、顎の音が気になり、自分で顎をガクガクならして、耳のあたりで顎関節がジャリジャリ鳴るのを聞いて、ため息をついてました。慣らしちゃいけないのに、気になるから必要以上に鳴らしてしまって、本当にストレスでした。精神的にもだいぶ不安定だったと思います。
周りのお友達にも顎関節症の方が何人かいます。以前、本で「女性の2人に1人は顎関節症にかかる」と読んだことがあるけど、本当に多いんだなぁと感じています。私が顎関節症で治療をしたことを話すと、みんな真剣に話を聞いてくれて、頑張ってマッサージをしているよう。顎関節症の治療に関しては情報が少ないし、治療を経験した人も少ないのか、どうすればいいのか分からなくて困っている方も多いのかなと感じました。
もちろん、症状は、人によって違うと思いますが、参考として私の場合の治療体験記をまとめたいと思います。
今後更新予定の記事(目次)
これから書きたいと思っている記事のリストです。順番に更新していきたいと思います。※更新したところには、随時、リンクを設定していきます。
- 初めて顎関節症の症状を感じたときのこと
- 歯科で治療のため矯正をすすめられるが断り、マウスピースで夜の歯ぎしり対策を始める。
- 子育てが始まり、顎関節症の痛みがマックスになり、再度、歯科を受診する。顎関節症の治療をスタート!
- 歯の矯正はなし。マッサージをメインとした顎関節症の治療が始まる(1年ほど通院)
- 顎関節症の治療のために買った「体のゆがみをなおすグッズ」
- 顎関節症を再発させないために、気を付けていること